徒然なるままに日暮し

零細自営業の覚書

個人事業主たる者、健康診断は必須(福岡市よかドックの場合)

今日、健康診断と2種類のがん検診と骨密度測定を受診した。

結果は1ヶ月先だが、ホッと一安心といった心地だ。

1年に1回の健康診断は必ず受診する。がん検診はローテーションで2種類ずつ。歯科検診も年一回と、龜寝子はルーチンワークにしている。

個人事業主たるもの、健康診断受診は必須だ。

個人事業は体が資本

サラリーマンの場合、病気などで身体を壊し、休むと周囲に迷惑をかける。

迷惑をかけるが、実は代わりはいくらでもいる。

「自分がいなくては、このプロジェクトは成り立たない」

「自分がこの仕事の責任者だから」

と思っても、組織運営上、自分の開けた穴は他の人が埋めてくれる。それが組織というものだ。

ぶっちゃっけ、自分である必要性は必ずしもないという事だ。

ところが、個人事業主となるとそうはいかない。

自分が倒れれば、代わりをカバーする人はいない。

文字通り個人事業主は体が資本」なのだ。

だからこそ、サラリーマン時代よりより一層健康に留意する必要がある。

また、個人事業主は1人で全ての事を行う為に、不規則な生活に陥りがちだ。

頑張った分が、全て自分に還元される為、やり甲斐を感じ、夢中になりやすい。

夢中になって気づかないうちに、体に負担がかかっている可能性はある。

そこで健康診断という、健康面に留意する機会が大切だ。

退職前に健康診断を受診しておく

会社の健康保険組合を通じて、人間ドックや各種がん検診が受けられる。

料金も、健康保険組合や企業が負担してくれるので、個人負担分は安く受診出来る。

個人事業主として開業すれば、当面何かと忙しく、必死になって働いたりもする。

個人事業主(自営業)になろうか?」

と考えが浮かんだら、先ずは退職前に是非、健康診断と各種がん検診を受診しておく事をお勧めする。

健康診断は毎年受診する

個人事業主は、国民健康保険に加入している人がほとんどだろう。

www.kameneko.work

 個人で医療機関の健康診断を受診してもよいが、市区町村の検診制度を利用する事をお勧めする。

殆どの自治体は、独自の検診制度がある。

例えば福岡市の場合、500円で特定健康診断が受診出来る。

名称は「よかドック」

「よか」は、博多弁で「良い・いい・お勧め」という意味。

「良いお勧め検診」と言った所か。

なかなか上手いネーミングだ。

「よかドック」検診内容

  • 身体測定
  • 尿検査
  • 血液検査
  • 心電図
  • 問診

福岡市の広報によると、10,000円相当の検査内容だそうだ。

検診場所も市の保健福祉センターだけでなく、多くの医療機関で受診出来る。

40歳と50歳は無料なので、是非受診したい。

龜寝子は、サラリーマン時代に検診を受けていた医療機関で、個人事業主になった後も継続的に毎年、検診を受けている。

同一医療機関で受診すると、データが蓄積され、過去歴との比較も行える。問診の際に、医者からのアドバイスも過去との比較で受けられる。

特に決めた受診機関がない場合は、今後同じ機関で受診する事をお勧めする。予約や問診票記入の際も、氏名と生年月日を伝えればいいだけになり、お手軽だ。

がん検診

がんが分かったきっかけが「がん検診受診」というのは多い。

一度に全てのがん検診を受けてもよい。

福岡市で設定があるがん検診は、男性4種類・女性5種類である。

がん検診の種類

  • 胃がん検診(胃透視か内視鏡検査)
  • 大腸がん検診
  • 肺がん検診(喀痰細胞診検査込み)
  • 前立腺がん検診
  • 子宮頚がん検診(2年に1回)
  • 乳がん検診(2年に1回)

子宮頚がん・乳がん・大腸がん検診は無料クーポン券というのがある。

がん検診無料クーポン券対象者

  • 子宮頚がん検診:20・25・30・35・40歳
  • 乳がん検診 :40・45・50・55・60歳
  • 大腸がん検診:40・45・50・55・60歳

6月末頃郵送されてくるので、送られてきたら、是非無料クーポン券を使って、受診したい。

※2019年は無料クーポンは無いm(_ _)m

代わりに、4月1日〜6月30日の間に「よかドック」を受診すると、福岡ソフトバンクホークスチケットが抽選で当たる「春特キャンペーン」がある。

検診の疲労具合、費用、がん確率とを考慮して、龜寝子は1年に2種類づつのローテーションで受診している。

歯科検診

「誕生日には歯医者に行こう」

というキャッチコピーがあるぐらい、年に一度は歯科検診に行く事も大事だ。

歯は健康に大きく関わっている。「8020運動」というのを耳にした人も多いだろう。80歳で歯が20本残り、自分の歯で生活しようといった、啓発運動だ。

歯科検診も市区町村で用意されている所もある。

福岡市は「節目検診」がある。

35・40・50・60・70歳の年に、700円で受診出来る。

「節目検診」のポスター

内容は「口腔内診査」「歯科保健指導」。

歯と歯茎の状態をチェックして、個別に歯磨き指導をしてくれる。

昔「芸能人は歯が命」というCMが流行ったが(古っ(^◇^;)、歯は顔の印象を大きく左右する。

個人事業主の場合、自分の顔は、店の顔だ。大事にしたい。

それに、虫歯があったり、歯茎が腫れると仕事どころではない。

節目の歳は「節目検診」を利用して、それ以外も年に1度は歯医者で、歯のメンテナンスをしよう。

誕生日が来たら「歯医者を予約」する様にすると、受診を忘れずに済む。

妊婦歯科検診は妊娠中の方は1回無料の「妊婦歯科検診」もある。

パートナー等、該当すれば是非受診を勧めたい。

その他の検診等

 

今回龜寝子は序でに「骨粗しょう症検査」も受診した。

また、「健康づくりサポートセンター」で受診の際は、託児も利用できる。

女性医師DAYもある。

よかドック・各種がん検診等を1度に受診する事もできる。

土日・祝日・平日夜間も実施しているので、平日昼間は時間がない人にはお勧めだ。歯周病検診も受診出来る。

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本日のまとめ

個人事業主は、サラリーマン時代より、体が命・体が資本だ。

今回、福岡市のケースを紹介したが、各市区町村で検診制度はある。

上手く活用して、健康を維持し、事業に注力したい。

サラリーマンの人は、退職前に人間ドックを受診しておく事をお勧めする。

1年に1度は健康診断を受けて、健康に気を配ろう。

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