徒然なるままに日暮し

零細自営業の覚書

詐欺か!と身構えた連絡 KB出版からのブログ書籍化の話

拙ブログの問合せフォームからの連絡は、メールに来る。

先日、ブログの「問合せ」フォームから連絡があった。

拙ブログを電子書籍出版しないかとのお誘いだ。

ブログ書籍化のお誘い

問合せフォームからの連絡というのは、そう頻繁にはない。

が、メールチェックは毎日するので、問合せとは一体何かとチェックした。

すると何と、「ブログを電子書籍化しませんか?」とあり、驚いた。

詐欺か⁈

KB出版には申し訳ないが、「詐欺か⁉︎」が最初の印象だ。

日々スマホメールやSMSに来る怪しいメールの数々。今度は何だ。ブログにまで、問合せフォームから迷惑・詐欺メールか!昨今の迷惑・詐欺メールは手が込んでいる。そう思った。

 次にブロガーを狙った「お金を払ったら情報を教える」系のメッセージかと疑った。こういう輩は無視するに限る。とりあえず放置した。

検索してみる

ブログの書籍化は珍しい話ではない。

3日程経って、少し調べてみる気になった。

まずは、問合せフォームに書き込んであったHPへ行ってみる。

割と普通のHPだ。だがこれだけで判断はできない。

次に「KB出版」で検索してみる。出てくるのは「怪しい」「詐欺」と行った単語とセットの記事。ヒットしたページをいくつか読んでみた。

その結果、詐欺ではないし、全く実体のない会社という訳ではない様だ。悪意ある会社でもない様だ。調べてみると、今年の2月頃から検索されだしている。会社がスタートしたのが1月らしい。そして4月以降多くのブロガーさん達が検索している事がわかる。その頃から多くのブロガーに声をかけているという事だ。新しい会社なので、「KB出版で書籍化した」という体験記は見つからなかった。

それだけわかって、届いたメッセージをもう一度読んでみる。

ある日のブログ記事の感想が述べられている。という事は、自動でランダムにメッセージを送っているという訳ではなさそうだ。HPの記述と合わせて読めば、KB出版の何らかの基準に拙ブログが引っかかったという事らしい。

メッセージの概要

  • ブログを読んだ所、電子書籍出版化をお勧めする
  • 費用は一切かからない
  • 編集・出版・販売・広報はKB出版が全て行う
  • ブログ記事をまとめて送るだけで、新たな執筆負担なし

メッセージの概要はこんな所。

「費用は一切かからない」という箇所が惹かれるポイント。

原稿も10,000字〜15,000字という、ブログ5記事分ぐらいというコンパクトさもポイント高い。

そこでもう一度KB出版のHPをみてみる。

KB出版HP感想

  1. 肝心のリンク先が権限必要なリンク先で見れない
  2. なんでも「社外秘」でよくわからない
  3. 印税振込の件に触れていない
  4. レポート(売上やクリック数など)があるのかわからない

① 「原稿作成の流れ」というリンクがあるので、クリックすると権限が必要なサイトに飛ぶ。わざわざ青文字アンダーラインがしてあって、これはないだろう。

②何故自分にオファーが来たのか、という事は「社外秘」なので答えられないらしい。たしかに感想が書いてあったが、ブログ全体を読んでいる訳ではないだろうから、色々訊いてみたいが、最初からその道が閉ざされている印象を受ける。

③振込について何も記載がされていない。

他の人のサイトで「年一回、¥10,000から振込」と知ったが、大本のHPには載っていない。これでは、「怪しい」と思われても仕方ない。振込部分というか、金額に関する事は重要で最も気になるポイントだから、この点に関しては、改善した方がよいのではと、他人事ながら思う。

④出版後、どれだけ売れたかなどのレポートについて、全く記載がない。ASPでもレポート機能は大事だし、チェックもする。③の振込の件と同じく、どうやって売上を知る事ができるか、記載がないと不安になる。(どうやらレポートはないらしい)

アフェリエイトの一種

 自分のブログが電子書籍化したところで、売れるとは思えない。

だが、考えればランキングサイト登録の様な、目に触れるPR機会を増やす1つの手段と考える事は出来る。なんせ手出しは ¥0 、無料なのだ。

振込が¥10,000からというのも、アフェリエイトと思えば、そんなものだ。例えば、Google AdSenseは¥8,000からなのだし、大差ない。 

そう思えばSNSでの発信などのPR手段の1つで、アフェリエイトの一種だと思えばよいかもしれない。 

 今回のまとめ

無料で実体のある会社で、悪意はなさそう。

新しい会社なので、体験に基づく口コミ・評判もない。

そうだとしたら、SNSやランキングサイト登録などのブログのPR方法の1つで、アフェリエイトの一種だと思えば、KB出版でブログを電子書籍化してみてもよいかもしれない。とりあえず、こちらの負担はほとんどないし。

それに、こうして「ブログネタ」として、既に貢献している。

気になる著作権や、振込・売上レポートなどの問合せメールを、自分に来たオファーメッセージに記載のあったメールアドレスに送ってみよう。

今後の進展は、このブログで「ネタ」として報告したい。

 ブログ書籍化のオファーがあった。

色々考えてみて、とりあえず前向きに検討する。

右手を上げて「突撃!」と勇ましい猫